12年ぶりの再会でした。
棺の中で眠って。
前職の会社の役員であり、一時は直属の上司でもあった叔父。
めちゃくちゃ叱られてました。
言葉使い一つ間違えたら、
立ち振る舞い一つ間違えたら、
相談、報告、一つでも抜けてたら、
そして、口ごたえ一つでもしようものなら、
容赦なく、他の上司がいようが、同僚がいようが、自分の部下がいようが、
まるで見せしめのように、代表で叱られるように、やられました。
「なんでや!」「なんでオレや!」って思ったことは数知れず。
その悔しさをごまかすために、デカイ声で「申し訳ありません!!」って、
体を直角くらいまで曲げて頭下げて叫んでたこともあったっけ。
いつごろからだったかな。
そんな叔父の自分への接し方が、叔父なりの気遣いだって思い始めたのは。
組織の中での叔父と甥という関係でありながら、
そこに何一つ、甘さは存在しないということを、公然と証明していてくれてるのかなと。
「こいつは何の立場的な優遇もなく、皆と同じ一社員として仕事をしてるんだ」と。
そして、叱られなくなったなと思い始めたころ、
その会社の社長から、「おまえの分身を作れ」と言われるようになりました。
気がつけば、そんなポジションに立ってたんです。
それからいろんなことや、いろんな思いもあって、
その会社から離れて12年。
当時の上司や、その叔父の強い引き止めにも応じず、
自分の力がどこまでのものか挑戦したいと、その会社と決別して以来の再会が今日でした。
眠っている姿を見て、少し小さくなったかなと思う叔父に、
お礼を言いました。
あの頃は、ありがとうございました。
でも、声に出そうとしたら、胸が詰まって。
飛び出したことを、生きている間に、一度謝りたかったのかもしれない自分に気づいた瞬間でした。
でも、
このまま行きます。
自分が選んだ道の先にある、いろんな素敵な出逢いを重ねながら。
追伸。
すばらしい仲間に出逢いました。
広陵金明太鼓って言います。
6月3日、よかったらそっちから見といて下さい。
↓和太鼓ブログランキングにも参加中っす。エブリデー、ぽちっと♪オネガイシマス。

にほんブログ村